彦根の観光を考えるときに、
「小江戸情緒」のという形容詞がつけられております。
しかし、彦根は、江戸時代末期の桜田門外の変(万延元年、1860年)以降も
着実に近代化に向けた動きをしておりました。
その一つが今はなき彦根製糸場であり、
その設立には旧彦根藩主であった井伊直憲公もかかわっておりました。
そのように考えると、彦根は決して江戸時代で動きが止まったわけではなく、
近代化への地道な動きがあったということができます。
そして、明治時代から昭和初期までの建築物(近代化遺産)が数多く残っています。
それらを保存・活用しようという動きが
特定非営利活動法人スミス会議であり、
当事務所所長が副理事長をしております。