登記って何?

人には戸籍があるように、
不動産や会社・法人にも戸籍と同じく登記簿という帳簿が登記所に備えられ、
一般の閲覧に供されています。

また、登記簿の謄本を請求して、写しを取得することもできます。


登記をすることとは、一体何のためなのでしょう。

土地を買ったり、建物を新築したりしたときには、
その不動産が自分のものであることを対外的に証明する手段の一つとして登記がされます。

登記には公信力はありませんが、
所有者であるということを公の帳簿に登録することで
第三者への対抗力を有することになります(民法第177条)。

また、会社などの商業・法人登記においては、
取引をしようとする第三者にその法人の役員が誰であるか、
あるいはどのような事業を行っているのかなどの情報を提供することで
取引の安全を図ることができます。